失敗しない土地探しのために ~その2~

この週末は、家づくり資金セミナーを開催しました。
これから家づくりをスタートするという皆様の、
何かしらの参考になりましたら、うれしく思います。

家づくりセミナーにも、土地から探したいという方は多くいらっしゃいます。
だいたい住むエリアは決まっていても、
どのような土地がいいのか分からないという相談も多く寄せられます。
今回は、「住む土地」を選ぶポイントをお伝えします。

【土地の形】
住宅用に整形された土地と違い、変形した土地の場合、
その近辺の土地の相場よりも安い場合があります。
変形した土地とは、旗ざお敷地(道路に接する出入り口部分が細い通路上の敷地に
なっており、その奥に家の敷地がある形状の土地)や
台形・多角形などの敷地といったものです。
そういった土地は、他の優先順位の高い条件に当てはまったり、
家づくりで工夫したりすれば魅力的な場合もあるので、
「変形土地だからダメ」と除外するのではなく、住宅会社に相談した方が良いでしょう。

【高低差のある土地】
同じ敷地内で高低差がある場合は分かりやすいですが、
敷地と道路、隣地との高低差も注意が必要です。
道路や隣地との間に高低差がある場合は、
土地を留めるための「よう壁」が必要となりますし、
古いよう壁がある場合は、造り替えたり、
建物をよう壁から離して建てる必要があります。

【上下水道の引き込み】
水道や下水道が家の前の道路には通っていても
敷地の中までは入ってきていない場合、
道路を掘って、繋ぐ必要があります。
条件によって異なりますが、大きな金額がかかることもあります。
引き込みが必要かどうかは確認しておきましょう。

【隣りの家の状況】
隣りの家までの距離や隣りの家の高さを確認することで、
ある程度は敷地の日当たりなどの状況が分かります。
ただ、実際には建てるお家によって状況は変わりますし、
また将来的に変化する可能性もあるので、
細かい判断は住宅会社に相談したほうが良いです。

【敷地の前の道路の幅】
車をお持ちで駐車スペースを作る場合、敷地の前の道路の幅によって、
駐車に支障がないか確認することが必要です。
また道路の幅に関しては、工事のときにも運搬車両が入れるかどうかで、
建築費用にも影響がでます。
敷地まで入る道路の幅や、近くに工事用の車両を停めることができるかどうかも
お家の建築費用を考える上では見ておいたほうが良いです。

【土地の歴史】
家を建てる場合には、基礎部分が非常に大切です。
しかし、さらに重要なのは、その家の基礎を支える地盤です。
そのため、その土地の地盤の強さを、できる範囲で調べてみることも大切です。
雨の日にその土地を見て、雨水の流れ具合を調べてみたり、
近隣の人に過去の災害のことを聞いてみたりしても良いでしょう。
過去の災害などについては、その土地の地名や、インターネットからも調べられます。
併せてハザードマップなども確認しておくと良いでしょう。

長く暮らしていく土地なので、安心して快適に過ごせるお家を建てられるよう、
念入りに調べておくことをお勧めします。
しかし、調べるにあたっては、専門的な知識が必要な場合もございますので、
sora homeでは、お客様と一緒に土地を見させていただくことも数多く行っております。

相談は無料ですので、お気軽にご連絡ください。